岩崎電気がカーライル・グループと組んでMBOで株式を非公開化することを発表した。買付代金は最大327億8720万円で、買付予定数は735万1391株。岩崎電気は新規事業の創出や海外展開の拡充、企業体質の変革などの経営課題に取り組むために非公開化が必要と判断した。M&Aアドバイザーとしては、岩崎電気が短期的な業績変動にとらわれず、長期的な経営戦略を実行するためにMBOを選択したことは理解できると思われる。